Twitterで知ったグラスゴーのすてきなロックバンド。新しいバンドかと思ったら、10年以上やってるベテラン。アルバムは現時点で最新の2008年リリース。サウンドはちょっと変拍子入ったインディーロックで、シンプルなんだけどセンチメンタルな曲調がすてきすぎる。真似したい!
『シューゲイザー・ディスク・ガイド』にちょこっと載ってた
Twitterでおつきあいのある音庵こと黒田さんが企画・監修した『シューゲイザー・ディスク・ガイド』というシューゲイザーの解説本が先日発売になったんだけど、これの巻末の方のコラムにぼくの名前が『Stray Light』のジャケットと一緒にちょこっと載ってて、ひっくり返った。びっくり。光栄やら恐れ多いやら。
自分のボカロ曲は、ほんとにシューゲ好きな人には「ふ〜ん」って鼻であしらわれるようなもんだろうなあ、と思ってたんだけど、コアな人からほめられる時が思ったより多くて、なんというか、ありがとうございます。
『シューゲイザー・ディスク・ガイド』はオリジネーターだけじゃなく、最近のネオ・シューゲイザー、それから日本のシーンまで網羅してたり、足元を見つめるための機材ガイド(写真付き!)があったり、ライヒやWARPなんかのシューゲ好きが好みそうな音楽まで言及してたり、盛りだくさんで楽しい本。今見てみたらネットではどこも品薄みたい、売れてる! すばらしい!
boyfriend’s dead / civic – anorak shoegazer
大阪でシューゲイザー・イベントHigh Fader Nightを主催してるHigh Fader Recordsのスプリット・アルバム。収録されてるのはboyfriend’s deadとcivic。もちろんシューゲイザー・サウンド。
boyfriend’s deadは正統派UKインディーポップな雰囲気がとってもすてき。シューゲイザーはそのサウンドばかり注目されるけど、すてきなポップソングでもあるのだ。
civicはVelvet Undergroundを思わせる、ちょっとひねくれたサイケ感がかっこいい。キャッチーなメロディもすてき。
最近の日本のシューゲシーンってかなり盛り上がってるみたい。もちろん一般向けメディアがばんばん取り上げるような感じではないけれど、Twitterで知るバンドはみんなかっこいい。最近の経済情勢でインディー・レーベルは経営が厳しいところが多いみたいだけど、がんばって長く続けて欲しいなあ。
The Legends, Swervedriver
シューゲイザー!
The Legends – Over and Over
1stはアナログで持ってるThe Legendsの最新作、4th。基本ひとりのプロジェクトらしい。アルバム毎に芸風ががらりと変わってて、ピコピコになったりNew Orderになったりしてたらしい。今回はJesus and Mary Chain。わはは。ただ、ちょっと安直な感じがしちゃうかな。1stはかわいいノイズポップでよかったんだけど。
Swervedriver – Raise
「Diary」がこのバンドに似てるってコメをもらったんだけど、いつものことながら知らなかったり。典型的なシューゲってほどサイケな轟音サウンドじゃなくて、もっとオルタナっぽいバンドサウンド。かっこいい。そして、たしかに似てる、わはは。Creationだったんだね。ぼくの音の作り方とかギターのフレーズは90年代初頭のオルタナ系バンドの影響なので、似てるのも当たり前なのだった。
多くのバンドが消えた中、まだ現役。すばらしい。