wintermuteは何を使ってるのか

ちょこちょこ質問されるので、現在のセットを書き出してみた。

  • MacBook Pro (15inch, early 2007)
  • Ableton Live 7 (Suite, download)
  • Fender USA Highway One Telecaster
  • Line 6 POD X3
  • Line 6 TonePort GX
  • Line 6 POD Farm Plug-in, GearBox Plug-in
  • VOCALOID (ミク/KAITO/ルカ)
  • HairerSoft Amadeus Pro
  • EAST WEST Bob Clearmountain Drums 1
  • ChocolateAudio Bonzo drum kit
  • KORG nanoKEY, nanoPAD

マカーなのです。VOCALOIDはBoot Campでスタンドアロン。使うソフト音源やプラグインはほぼLive内蔵とPOD Farmで、ドラムはサンプルライブラリー。以前はもっといろいろあったんだけど、管理が面倒でざっくり削ってしまった。ギターはPODをUSB接続して録音。ギターはテレキャスしかないので、PODで得られるバリエーションが超重要。

使ってるDAWのトラック数は、怒られるくらい少ない。数えてみたら「Reality」で最終的に鳴ってるのは7トラック。他は仮メロディ用のトラックがある程度。ギターもたくさん重ねてると思われてるかもしれないけど、1曲で使うギターは多くても5トラック。基本は左右の2本で、セクションによってオーバーダブしてる。ナンバーガール+Ride方式。

POD Farm 1.03はやっと安定してるっぽい

POD Farm 1.03がリリース。ドライバー(Mac)も4.0.1になった。ついでにPOD X3のフラッシュメモリーも1.21に。Mac OS Xのアップデートもあったので、どれがいちばん効いたのかはわかんないけど、いつのまにかPOD X3でカーネルパニックはしなくなった模様。

POD Farmはプリアンプのバグがようやく直った。音が崩壊するのは、ないはずのキャビネットモデルが有効になるせいだったらしい。副作用で以前のバージョンで作ったアンプのないパッチがいかれてしまうのだが、一度なんかのアンプモデルをロードすると直る。

さっそくCD用のマスター作るのに使ってみたんだけど、GearBoxより微妙に音が良くなってるんだな。高域が滑らかな感じ。

Songsmithすげえぇぇwww

Microsoftの鼻歌自動伴奏ソフト、Songsmithがすごすぐる。

語るより聞く方が早いので、個人的にツボった動画を適当に。全部作者は同じだけどw

Oasisの「Wonderwall」。フロアキラーだな(文字どおりの意味で)。

オジーの「Crazy Train」。もともとこういう曲に思えてしまう。いや、たしかに原点はそうなのかもしれないけど。

Eaglesの「Hotel California」。初心者のDTMっぽい。

たぶんいちばんネタになってるThe Policeの「Roxanne」。しかし、これはある意味間違ってない。

Hi-Tech Punk

ミクアルバム出した後のことを考え中。

ロックな曲も一通りやった感があるし。ミクの曲ではバンド形式をすごく意識してた。オーバーダビングはあまりしなかったし、トラックも少なかった。上物シンセは完全に封印してた。最近のDAWはハード・ソフト両面で性能がめちゃくちゃ拡大してるので、際限なく曲がとっちらかっていく危険性が常につきまとう。最初から規模を制限した制作は、中の人の強化(主に勇気)にかなり効果があった、と自分では思ってる。

で、次はというと。結局のところテクノロジーの力を借りたひとりバンド状態なので、もうちょいサウンドの扱いを大胆にしてもいいだろうと思ってる。多層化したループ感。楽器の種類を増やすんじゃなくて、扱いを変えよう。Bloc PartyやKT Tunstallがループマシンを使うように。DJ Shadowみたいには……無理か。あそこまで饒舌にはできないな。

今でも作曲の段階ではLiveで作る短いループからはじめてるし、ミニマル作るときのやり方と一緒じゃないかというツッコミはさておき。

今までならMIDIシーケンスのループだったのを、オーディオ素材メインにしたいなあ。簡単に後戻りできなくなるけど、腹が括れていいし、微調整はちょっと強引なエディットで乗り切る方がおもしろい音だったりする。MIDIで丹念に打ち込んでいくやり方だけじゃ、いかにもDTMでございますって感じが抜けない。別のひと手間が必要だ。

そんな感じ。