PODのパッチを晒してみる

ぼくが使ってるパッチのPOD Farm用。主に「Sleeping in The Red」で使ったもの。古い曲のパッチは修正か消去しちゃってありませんが、よろしければどうぞ。

ギターはテレキャスター。Model Packのものが含まれてるので、スタンダード版だと読めないパッチがあるかも。ハードウェアのPODに転送できるかはやったことないけど、同じモデルのパラメーターを手動で設定すればだいたい同じ音になるはず。POD X3でもほぼ同じパッチを使ってる。

それぞれ解説など。

  • AC30 crunch:AC30。微調整しつつずっと使ってるパッチ。ほぼクリーン、アタックだけジャリッとする感じで。古くさい音。
  • DC30 drive:Matchless。最近のちょっと歪ませたいリズムギターはこれ。単音だとあんまり歪みません。レンジ広めで空間が埋まるように。
  • XTC drive:Bogner。いろいろ試した結果、ヘビーなギターはこれに落ち着いてる。あまり歪ませなくてもレゾナンスがキンキン出るのがいい。
  • Plexi bass boost:Marshall。主にリズムギターのオーバーダブ用。中域を出したい時に。そのままだと低音が足りないので、ブースターで強化。
  • AC30 + Muff:AC30にBig Muff。轟音用ベース。これにその場の思いつきでディレイとモジュレーション、ワウなんかを足す。

空間系はDAW側で後付け。リアンプなんかの後処理で変えよう系は、苦悩のループにはまるのでやりません。調整用のコンプとEQ程度。

過去に曲で使ったモデルは他に、Hiwatt(ちょっと抜けが良すぎ)、Orange(ちょっと中域不足)、JCM900(好きだけど混ぜると微妙)、JCM800(聞いた感じより潰れてしまう)。

Gears of War 2、ごっつおもろいです

GoW2 SS

Gears of War 2はXBOX 360のゲーム。植民惑星で人間とローカストっていうトカゲ人間が血みどろ阿鼻叫喚の壮絶バトルを繰り広げます。アサルトライフルにチェーンソーが付いてたり、爆発物で上空10メートルまで吹っ飛ばしたり、火炎放射器でこんがり焼いたり。日本版の予定は未定。

内容が内容なので1は日本では修正入りで18禁でございました。Epic Gamesってでっかいスタジオが作ってマイクロソフトがディストリビューションしてる、海の向こうじゃ何百万本も売る超大作でございます。一応。

続きにぼくの撮ったスクリーンショットなど。グロいのが苦手な方は遠慮ください。死なないと撮影できないので、なかなかいいショットが撮れない。公式のスクリーンショット集に行くともっとヒドイかっこいいのがいっぱいあるよ!

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アーティストは貧乏

ひさしぶりにFScのサイトを覗いてたら、muZzの9話がアップされてた。で、ニュースのページを見るとここ何か月か職探しをしていらっしゃったようで。うう、とりあえず仕事が見つかったみたいで良かったです。人ごとではございません。

多くのアーティストの貧乏については、『金と芸術 なぜアーティストは貧乏なのか』なんていう本もあるそうな。高いし500ページを超えるので、買うのはちょっと躊躇してるけど。

まあ、誰かに言われるまでもなく、作家は供給過剰だよなというのは思う。ニコ動のミクオリジナルとかでも、毎日チェックしきれない数の曲がアップされる。ぼく自身、人の曲はたまにしかチェックしないし、できない。

でも、だからって売れないやつはやめろ、なんて微塵も思わない。そんなの人の勝手だ。続けたいやつはとことんやればいいだけの話。それが自由主義経済の社会でございましょう。どんなに才能と技術がなくても、根性だけで一作は傑作が作れるものだし、それしかなくても別にいいではないか。

遠い世界の話に聞こえるDRMフリー

最近、AppleのDRMを批判する記事をちょこちょこ目にするようになった。着うたの話しか耳に入らない日本とはずいぶん事情が違うとしみじみ感じる。CNETの記事で挙げられてるDRMフリーのライバルサービスで、日本でも展開されてるものなんてあるのか? はじまったばかりのMySpaceや日本にブランドのないWal-Martはしかたないにしても、Amazon MP3は気配すらない。日本のiTunes Storeにはソニーミュージックもないけど。

ほんとの理由はよくわからないんだけど、総じて日本のCDは高価だ。USのAmazonだとCDアルバムは12から15ドルくらいで売られてる。日本の半額。為替レートの問題があるから単純には比較できないけど、それでも日本のCDはかなり高価だといえる。そりゃ売れないだろう、と思うんだけど、なぜか価格を下げるつもりはないみたい。再販商品だからとか、レコード会社のカタログ維持のためとか、いろいろ理由はあるし、それが不当だとは思わない。でも、それでほんとに日本の音楽が豊かになってるかというと、はなはだ疑問なのだった。結局、売れたもん勝ちの徹底した商業主義なんじゃないのという。絶版も結構あるし。

とはいえ、CDが売れないのは世界的な傾向でもある。音楽がつまらなくなった、ということもよく言われるんだけど、そうなのかな。ヒットチャートの大半が退屈なのは昔も一緒だし。それにJASRACの収入は減ってないところを見ると、CD以外の部分では、少なくとも日本では収益が伸びてることになる。

結局、いちばん困ってるのはCDの売り上げに頼るしかないメジャーのレコード会社なんじゃないかな。それを音楽の危機と簡単に結びつけるのはどうかって話だよね。