WINTERMUTE STRAY LIGHT
Lyrics
いわゆる歌詞です。コピペしてiTunesなどでお使いください。
Jupiter Pop
夢みたい ほんとさ
きみの声 囁き
約束なんか信じない ただの言葉さ
繋ぐ手のリアルとぼくが見た幻
回る時の渦で
星の海 きれいさ
ぼくの手が溶けてく
褪せた記憶の憂鬱も関係ないさ
時が過ぎ消えてく きみとぼく 同じさ
だけど今を見てて
星の光が焼き尽くす ぼくのすべてを
触れあえる指先 赤い血が流れて
瞳 暗く 深く
Sleeping in The Red
冷たい音が響く
信じられない言葉
これで終わりさ 嫌な気持ちも
今なら生まれ変わる
うまく嘘つきたくて
ふたりの溝は深く
甘いタルトも きれいな靴も
飾りたててるだけさ
赤い光が ぼくを
誘っている 消えるように
眠る いつも
甘い夢で醒めるように
見えない嘘が好きさ
真実なんかいらない
幻だけに囲まれていた
ぼくのきれいな世界
赤い光がぼくを
誘っている 見えなくなる
眠る いつも
甘い夢が壊れるまで
Mint Tea
目が覚めたときは昼のドラマも終わってた
どうでもいいや 今日もすることがないし
きみとぼくの幻が遠くのほうでちぎれてる
きみの台詞だけ字幕さ
息を弾ませて急な坂道を駆けてく
胸に刺さったきみの欠片は捨てるよ
夕日は今日も滲んでる
ざわめきは遠く霞んでる
おなかが空いたら帰ろう
バイバイ
そう眠りに落ちて
また会える
はじまらなかったきみとぼくとの物語
ひとりで書いたシナリオ 飛行機に変えて
月の灯に目を閉じる
紅茶は甘いミントティ
こぼれ落ちたら煌めくよ
バイバイ
そう眠りに落ちて
また会える
バイバイ
そう眠りに落ちて
聞こえない
Postscript
あたたかい床に溜息が沈む
重い体引きずって窓から空眺めてる
もう雪の季節
揺れ動くぼくは曖昧なままで
すべて終わった今でも瞳の奥を痛みが
まだ駆け抜けてく
またね
ほんとは好きだったけど
後悔ばかりだけど
過ぎてく時は見つめない
みんな変わっていくんだ
だんだんぼくもわかってきたよ
あたたかいきみの手のひらと指が
破れた胸の隙間を魚のように泳いでく
ありがと もういいんだ
またね
ほんとは好きだったけど
後悔ばかりだけど
友達 それでよかった
ふたりの時間 夢のよう
帰ってこない もう知ってるんだ
またね
ほんとは好きだったけど
後悔ばかりだけど
流砂みたいな月日も
光の速さ 過ぎてく
どこまでいくかわからないけど
あたたかい夢にお別れを言うよ
見えない闇に踏み出す 明日のこともわからない
でもまた会えるさ
秋の空
狭い部屋を飛びだした朝
街へ行くよ 当てはないけれど
いつものカフェ 人が多すぎて
イライラする お茶も出てこない
秋の空 遠すぎて届かない
どこへだって行けるんだって
信じてたよ 嘘だけれど
今も見える夢の欠片
追いかけたい 倒れるなら
時が過ぎて砂に変わってゆく
きみの姿 思い出せなくて
前を見るよ 決めたことだけど
夢の中じゃそうもいかなくて
秋の空 暮れてゆく 白い月
明日からは変わるんだって
信じてたよ 嘘だけれど
ぼくの腕が知っているよ
感じていた 疼きだけを
記憶の錆色
雨の夜は耳だけ澄まして
ノイズみたい辺りを包んで
見えない ここから
夢に見てた未来は来なくて
それでもまだとぼけて生きてる
ぼやけた鏡の
虚ろな姿が
溶けてゆく勝手な世界から
曖昧な光で飛び出す
顔のないぼくらの隙間から
溢れ出す記憶の錆色
薄い朝日 踵を濡らして
ぶらり歩く どこにも行かない
ぼやけた足音
滲んだ青空
風の吹く黄色い町並みを
ひと言にまとめて忘れる
古びた手のひらをポケットに
詰め込んで小石を蹴飛ばす
Song of Pixie
ぼくの歌は嫌い うわべだけで
取り繕った言葉 隙間を埋めて
得意気に聞かせてもほんとは知ってるんだ
きみの困った笑顔 そうさ
もがき続けて沈む 繰り返しだよ
甘い言葉とメロディ 耳を引き裂く
理想の向こうにある ぼくが辿り着けない
ところだけを見ている いつも
帰るところはないさ ぼくが捨ててきたんだ
振り返る価値もない過去は
取り憑かれた妖精の歌を
ぼくにも透明の羽が生えて
だれも聞いたことのないメロディ
大気を震わせ光る空へ
目覚める場所はいつも生ぬるい部屋
風に乗ってちぎれてくぼくのきみへの想い
降り続く雨 濡れた背中
ぬかるみの残像と永遠だった心
今は同じグレーの世界
取り憑かれた妖精の歌を
ぼくにも透明の羽が生えて
だれも聞いたことのないメロディ
大気を震わせ光る空へ
スニーカー
晴れた日は海岸へ行くよ
きみがくれたスニーカーで
レモネード ぬるくなって消える
きみの影も待ちぼうけさ
手のひらからこぼれ落ちる
幻は追いかけないさ
遅れたのごまかしてるきみの
笑顔だけで時が止まる
心臓を流れてる赤い
海の水が溢れだして
手のひらからこぼれ落ちる
幻は追いかけないさ
どうしようもない思い出
砂に埋めて踏みしめてく
あした またね ここで
会える 晴れた 朝は
Reality
小さく消えるきみの影を追いかけてた
冷たい雨が駅の色を消していくよ
明日も同じ一日なんて忘れた方がマシだね
ページをめくるきみの指が時を刻む
言葉の海で何かになる 夢を見てる
目が覚めてから明るい部屋も嫌いじゃないと気づいた
笑顔と涙と憂いと怒りと言葉と明日と希望と
ここにおいで
リアルのきみの笑顔に今日も会えて時が動き出す
閉じた瞳は空を描いて陰る街を塗り潰す
ぼくらの街を
Fury, Melancholy and Joy
終わりのことなら知ってた
べたつく言葉はいらない
指を噛んで振り向かない
もっと赤く
何かが欠けてる風景
それでもいいのさ 嘘じゃない
怒り 憂い 喜びから
ぼくのリズム
冷たい水だけ浴びたら
知らない町まで出かけよう
上を向いて歩いていく
ぼくの世界
誰もいない砂の海で
生まれ変わる